まるでこの世の果て【野付半島】
今回ご紹介するのはネット上で「この世の果て…」と話題になった「野付半島」をご紹介します。
野付半島とは
野付半島(のつけはんとう)は北海道の東、別海町(べつかいちょう)と標津町(しべつちょう)にまたがる砂嘴(さし)。
全長は28kmで日本最大。半島の付け根の部分が標津町、その先大部分は別海町となっています。
砂嘴とは…海岸沿いを流れる海水によって運ばれた土砂が堆積してできる海上に長く突き出た地形のこと。
幻想的な風景「トドワラ」へ
「トドワラ」へは野付半島中心部にある「野付半島ネイチャーセンター」に車を止め徒歩で向かう必要があり、往復1時間ほどかかります。最初は砂利道を15分ほど歩くのですが、この道は時期が来たらフラワーロードと呼ばれるほど花が咲き誇りたくさんの観光客で賑わいます。写真は秋終盤の写真ですがご覧ください。
道中にはシカやキツネなどの野生動物との出会いもあります。
枯れ草とシカの色がマッチしていて少し気付きにくくビックリすることもありますのでご注意ください。
かなりの高確率で野生動物と遭遇できるので、写真好きな方には大変オススメです!
持っていくならば望遠レンズですね。
砂利道を15分程歩くと、遊歩道にたどり着きます。ここからは景色も開け、撮影も捗ります!
遊歩道には手すりや落下防止柵などはついておりませんので、十分注意して通行してください。
写真のような遊歩道を10分程進みます。
ついに到着です。
トドワラとは、立ち枯れたトドマツの残骸のこと。
砂嘴上のトドマツ林が、海水面上昇ないし地盤沈下に伴う地面の侵食により枯死してしまったものと推測され、
年々腐朽したトドマツの枯れ木が風化・消滅しつつあるため、いずれは何もない湿地となると予想されているそうです。
こんな荒れ果てている特異な風景はここでしか見ることができないでしょう。
アクセス
【住所】野付郡別海町野付63番地
【開館時間】4月〜10月/9時〜17時、11月〜3月/9時〜16時
【休館日】年末年始(12月30日〜1月5日)
【公式サイト】http://notsuke.jp/
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